富山県学生寮の紹介

富山県学生寮は、東京の新宿・新宿の西方──府中市のほぼ中央に位置しています。周辺には大学をはじめとする教育機関や研究所などが数多く点在、文教地区を形成しており、北には多摩霊園、浅間山公園、南は多摩川の流れに近く、閑静な場所となっています。

府中市は、かつて武蔵国の府であったことからも東京の故郷と呼べる地でもあり、現在でもなお大国魂神社や天然記念物に指定されている「けやき並木」など、多くの歴史と緑に囲まれた豊かな土地です。行政も良好、交通についても京王線沿線の至便な位置にあることから、勉学の府として都心の大学はもとより、近年八王子市を中心に多く移設された大学への通学にも適し、理想的な環境にあります。

府中の森公園

寮周辺の文化・スポーツ施設

  • 芸術劇場(徒歩5分)
  • 生涯学習センター(徒歩4分)
  • 市民美術館(徒歩6分)
  • 府中の森公園(徒歩5分)
  • 中央文化センター(徒歩12分)
  • 市立図書館(徒歩12分)

設立の趣旨

松村謙三先生

郷土の先輩、故・松村謙三先生は文部大臣当時、地方出身の学生の住宅問題を憂慮され、学生寮の建設を国・都道府県・財界人などに呼びかけられました。そのひとつとして、この財団法人富山県学生寮は創設されました。

創設から50年あまり、卒業生は1,100名を超え、政財界や教育界各方面に多くの人材を輩出しました。また、それら卒業生で構成された青雲会により、後輩への指導・支援が行われています。

沿革

昭和30年9月

富山県学生寮の設立について、有識者・有志を中心に設立協議による協議が行われ、同年12月に財団法人として認可を受ける。

昭和31年9月

東京都稲城市・その他の方面などより、協議による寄付によって集められた資金で、鉄筋コンクリート4階建て、66名が入寮できる寮が稲城開発地区1丁目に竣工。

昭和61年2月

建物の老朽化に伴い、府中市(現在地)に移転、同年9月に新寮が竣工。

平成17年10月

設立50周年・現地移転20周年を迎え、記念式典・記念講演(大江健三郎氏)を行う。

平成22年11月

公益財団法人の認定を受ける。

建物・設備

建物概要

敷地:
敷地面積 1,185㎡(385坪)、建築面積 1,468㎡(444坪)
建物:
鉄筋コンクリート造、3階建て
寮室:
70室(室内面積 8.5㎡)

室内設備

  • 机・椅子
  • 電話
  • インターネット回線(有線回線)
  • 冷蔵庫
  • 暖房
  • ベッド

共用施設

1階:
寮室12室、食堂(大集会室)、玄関、ラウンジ、浴室、洗面所、学習室、図書室、トイレ、自動販売機
2階:
寮室29室、ドライヤー、洗面所、トイレ、お好み焼き
3階:
寮室29室、小集会室、洗面所、トイレ